第366章

激しい突き上げを受け——

黒川綾の命乞いはもはや言葉の体を成さず、やがてすべてが艶めかしい嬌声へと変わっていった。

水原拓真には聞こえていないか、たとえ聞こえていたとしても彼女の気持ちなど気にも留めないだろうと思っていた。だが予想に反して、綾の不明瞭な声が漏れた直後、拓真の動きがふいに緩やかになった。

雄の象徴がゆっくりと沈み込み、そして引き抜かれる。ひどく優美で、甘やかな律動だった。

その心地よい愛撫に綾も次第に慣れ、拓真の首に腕を回して自ら口づけをねだった。

「もう、大丈夫です」

その言葉が終わるか終わらないかのうちに、拓真の腰使いは再び荒々しさを増した。容赦のない速度で猛然...

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