第451章

スマホに立て続けにメッセージが届く。

そのすべてが、山崎丈巳の写真だった。

おぞましい。

黒川綾はLINEの画面を開いたまま、スマホを吉野文詠に差し出した。

「この件はあなたに任せる。でも、やりすぎないで。特にネットへの流出だけは避けて……」

二人は協力関係にある。

黒川綾は吉野文詠が自分に成りすまし、山崎丈巳を誘惑することを容認していた。

だが、絶対に事を荒立ててはならない。ネットに晒すなど論外だ。

輝星はまだ幼い。騒ぎが大きくなれば、確実にあの小さな子に累が及ぶ。

それだけは絶対に避けたかった。

吉野文詠は頷いた。

「安心して、分かってるわ」

二人がさらにいくつか...

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