第500章

「何をする気だ! さっさと出て行け!」

山崎丈巳は狂ったように怒号を上げ、棒を振り回してボディガードたちに襲いかかった。

ボディガードたちは皆、熟練の者ばかりだ。瞬く間に山崎丈巳を取り押さえ、再びベッドに縛り付けた。

そして、すぐさま吉野文詠を病院へと搬送した。

一方。

眠りにつこうとしていた山崎丈司は、ボディガードからの電話を受け、慌てて病院へと駆けつけた。

そこで告げられたのは、吉野文詠が危篤状態にあり緊急手術が必要だという事実。さらに、彼女の全身が……無残にも突き刺されているという惨状だった。

彼はただ、呆然と立ち尽くすしかなかった。

「お前ら、一体どういうつもりだ! ...

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