第174章 残念ながら熱血に頭を流された

「H国の兵士もなかなかやるじゃないか。残念ながら、皆熱血で頭に血が上っちまってるがな」

「ったく、理解できねえ。お前ら、一人残らず何のために命を張ってるんだ?こいつは六百億の価値があるんだぞ。お前らに六億くれてやれば、一生食うに困らなくなるだろうに!」

パン、と一発の銃声が響いた。

床には、たちまち血だまりが広がった。

「貴様!」石田寒は眉を顰め、額に青筋を浮かび上がらせた。

石田寒の周囲は、たちまち銃を構えた数人の男たちに取り囲まれた。彼の顔色は普段と変わらないが、わずかに冷たい眼差しと額に浮き出た青筋が、その怒りを物語っていた!

こいつらは人の命を何とも思っていない!

グル...

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