第195章 みんな快晴基地に行きたい!

「そうです! イチゴなんて終末世界の前でも希少種でしたからね。快晴基地にあるなら、我々にも研究開発できる可能性がありますよ」

「これは人類にとって、なんと幸いなことでしょう!」

「以前交換した野菜は、真っ先にあなた方の農業科学研究所に送ったというのに、今に至るまで何一つ研究成果が出ていないではないか!」裕斗佳里は眉をひそめて言った。

「コホン」鈴木戸文は気まずそうに咳払いをした。

「ご存知でしょうが、我々の今の状況は限られています。特に私の農業チームは、いかに先進的な科学技術があろうとも、栽培はままならないのです」

「栽培できないとはどういうことだ。以前、キノコの菌床があっただろう...

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