第313章 安全部

渡辺千咲が柏木美鈴のほっとしたような表情を見て、どうしたのだろうかと首を傾げた。

帰り道は、比較的順調だった。

渡辺千咲は空間から数十袋の冷凍された鶏や鴨、そして調味料や様々な肉を取り出した。

「お前たち、これを持って行って焼いて食べな」

「はい! ありがとうございます、副基地長!」

普段、彼らが中島暁についている時も美味しいものはたくさんあったが、こういう類のものは滅多になかった。

普段は移動続きで、それに中島暁の警戒心はかなり高く、こういった食べ物は警戒を緩ませやすい。

そのため、中島暁が彼らに食料を配給する時はいつもインスタント食品だった。

ほどなくして、このビルは焼肉...

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