第340章 夜闇瞬に中島暁を守らせる?

「ええ、中島さんのような人材は、我が国としても大歓迎です」

「優先的に、そして急いで手続きを進めるよう特別に申請しました」

「…………」

中島暁の技術は、他の国に行っても引く手あまただろう。だからこそ、国は急いで手続きを進めたに違いない。

渡辺千咲は中島暁の国籍証明書と戸籍を受け取り、満足げに微笑んだ。

これで中島暁も、彼女の世界の人間になった。

二つの世界の人間は一緒になれないなんて誰が言った? 私たちは互いに歩み寄っているじゃないか。

H国の国籍を手に入れたことで、中島暁の身分は確固たるものとなった。

これからはこの世界を自由に歩き回ることができる。

「渡辺さん、こちら...

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