第352章 中島暁の背後に金色の紋様が現れた

中島暁が突然外出したという報せは、やはり石田寒の耳にも入った。

小林元は彼の部下であり、特に中島暁がかくも重要な人物である以上、真っ先に隊長へ報告するのは当然だった。

「隊長、今後はどうしますか? 総隊に報告を?」

「必要ない」

石田寒は中島暁の実力を知っていた。とりわけ、あのようなチップを研究できるほどの人物だ。彼が身を隠そうとすれば、他の者が見つけ出すのは困難を極めるだろう。

「副隊長をしっかり守れ。何か情報があれば、速やかに連絡するように」

「了解」

渡辺千咲がいる限り、中島さんは必ず戻ってくるはずだ。ただ、中島さんはまだ正式に組織に加入しておらず、具体的な身分もない。こ...

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