第371章 晴れが消えた

「この戦いは、絶対に勝てる!」

「私たちが生き残れないなんて、誰が言ったの?」

「たとえ外に何十万ものゾンビがいても、私たちの副基地長様は私たちを見捨てなかった!」

渡辺千咲が別の世界から来たこと、そして終末世界が彼女とは無関係であることは、誰もが知っていた。

しかし今回、渡辺千咲は城壁から直接飛び降り、バイクに乗ってゾンビの群れに突っ込んでいった。その率先垂範の行動は、間違いなく彼らに気合を入れるものだった。

「俺たちに、何を恐れることがある?」

副基地長は平和な世界から来た女の子だ。だが、彼女は恐れていない! 真っ先に突っ込んでいったんだ。

高橋良介は興奮した様子で、司令部...

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