第394章 偏愛

 海陽市にも怪物が現れた?

 全国でずっと調査が行われていて、しかも城壁で全面的に守られているはず!

 それに監視カメラもある……怪物は侵入できないはずなのに。

 渡辺千咲は眉をひそめた。

 海陽市の怪物はどこから現れたのだろうか?

「一番高い値段を提示した国に、まず二百人を支援に派遣する」

「残りの百人は海陽市で緊急招集」

「はい」

 渡辺千咲はすぐにハヤブサ軍に命令を下した。

 そして、海陽市へ出発する準備を整える。

「千咲姉さん」

「どうしたの、渡辺良久?」

 渡辺千咲が海陽市へ出発しようとしていると、渡辺良久が慌てて駆け寄ってきた。何か用事があるようだ。

「...

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