第413章 重大な事

月詠神使の件は重大事であり、今のところは彼ら部族の者しか知らない。しかし、このことが隠蔽され続けることはないだろう。

どの部族にとっても、その強大な信仰こそが彼らの抑止力なのだ。

かつての巫神も、そうであった。

ただ、彼らの巫神は今や月詠神使によって打ち破られ、当然ながら月詠神使の方がより強いということになる。

部族の民は強者を崇める。それは神使であっても例外ではない。

幸いなことに、この種の部族は非常に団結力が高く、信仰の力もまた、より強固なものだった。

とはいえ、彼らの部族がこれほど長く巫神を信仰してきたのだから、一朝一夕にそれが断ち切られるはずもなかった。

だが、小林沙夜...

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