第427章 黒い星

渡辺千咲の時空、Y国。

広々としたオフィスの中。

「どう、もう決めた?」

渡辺千咲が尋ねた。彼女はここへ来て、夜闇瞬にいくつかの星辰世界を紹介したのだ。

他の者にはこんな待遇はない。夏ちゃんによって直接転送されるだけだ。

選択の権利など全くない。もっとも、夏ちゃんも彼らの好きな色に合わせて送り出しているのだが。

幸いにも渡辺千咲が彼らの特殊能力となってくれているおかげで、物資がなくてもどう生き延びればいいかわからない、という事態には陥っていない。

渡辺千咲はレベルアップしたばかりで、一人を連れて行く能力に覚醒した。それで夜闇瞬にじっくり選ばせているのだ。

「じゃあ、黒い星辰に...

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