第200章

篠原流輝はそのことを確信しているようで、傲慢に顎をしゃくり上げた。

空見灯はその仕草に見覚えがありすぎた。彼が絶対的な自信を持っている時だけに見せる態度だ。

片明メディアが制作した数本のウェブドラマがいずれも審査を通らず、映画も公開できない現状を思い出しながらも、彼女の表情は冷ややかなままだった。

「へえ、篠原社長は物乞いにいらしたんですね。貧乏人がこれほど偉そうに恵んでくれと言うのは、初めて見ましたわ」

「貧乏人だと? 空見灯、言っておくがな。お前らが何に投資しようと、絶対に利益なんか出ないぞ。片明メディアのドラマは、一生審査を通らないと思え」

篠原流輝はコーヒーを一口すすると、...

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