第205章

「みんな、言った通りだろ? 姉貴はそういう自己中な女なんだよ。じゃなきゃ、家族に黙って結婚なんてするわけない。両親に金をせびられるのが怖かったんだ」

「学生時代から曲を売ったり、芸能人を連れ回したり……裏でどんな汚い真似をしてたか、わかったもんじゃないよ」

「女一人で芸能界であそこまで登り詰められるなんて、本気で信じてるわけ? 姉貴より美人で才能ある奴なんて、ごまんといるのにさ。おかしいと思わない?」

ホテルのスイートルームに身を隠し、空見睦月は配信画面に向かって熱弁を振るっていた。かつてない興奮が彼を包んでいる。

まさか配信開始から一時間余りで十数万人のフォロワーがつき、数万円分も...

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