第147章

 碧井天川は背後から彼女を貫いた。彼女の体に傷があるのを気遣い、その動きはあくまで優しい。

 長い情事の果て、彼がようやく欲望を吐き出した頃には、藍原華月はベッドに沈み込むように力尽き、指一本動かせないほどになっていた。

 彼はいつもタフだ。毎回、彼女がくたくたになるまで求め続ける。

 けれど不思議なことに、それを嫌だとは感じないのだ。

 翌朝。

 藍原華月が目を覚ますと、彼女は碧井天川の腕の中に抱きすくめられていた。

「あなた、起きるの早いのね。眠くないの?」

 昨夜は深夜まで激しく愛し合ったというのに、彼は早朝から目を覚ましている。その底なしの体力には呆れるばかりだ。

「...

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