第152章

「わかってて聞いてるくせに」

 何があったかなど言うまでもない。昨晩、彼が一晩中彼女をいじめ抜いたせいで、喉が枯れてしまったのだ。

「言わなきゃわからないだろう? 喉が不調なのか?」

 碧井天川は眉を上げ、わざとらしく藍原華月をからかった。

 彼はただ、彼女の口からその言葉を聞き出したかったのだ。

「昨日は叫びすぎちゃって、声が枯れちゃったの。もうあんなことしないでよ。その……あそこだって、まだ違和感があるんだから」

 スイッチが入ると際限なく求めてくる彼のおかげで、彼女の体はまだあちこちが痛む。

 その不満げな抗議を聞き、碧井天川は愛おしげに目を細めた。

「わかった。これか...

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