第212章

ここでガツンと言っておかないと、舐められるだけだ。

「殴ったくらいで許されると思ってんの? あんたが今までどれだけの女の子を泣かせてきたか。あんたみたいなクズ男、全校生徒に本性をバラしてやるわ!」

 さっき桐山暁が友人に話していた胸糞悪い内容を思い出し、風祭鈴奈は数発ビンタした程度では気が済まなかった。こんな男は一生不能にでもなってしまえばいいのだ。

 食い下がる風祭鈴奈に対し、桐山暁も怒りを露わにする。周囲の視線が痛い。

 もし先ほどの放言が広まれば、今後学校で可愛い彼女を作ることなど不可能になってしまう。

「風祭鈴奈、適当なこと抜かすなよ! 変な噂を流したらただじゃおかないから...

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