第35章
上原がボディガードを引き連れて目の前まで迫ってくるのを見て、藍原華月は顔面蒼白になり、よろめきながら後退った。
「私、何も悪いことなんてしてないわ。どうして閉じ込められなきゃいけないの? あなたたちにそんな権利あるの!」
碧井は苦虫を噛み潰したような顔をしている。これまで誰一人として、彼の決定に異を唱える者などいなかったからだ。
一方、柊木汐里は口元を歪め、冷笑の奥に勝ち誇った色を浮かべていた。
「藍原華月、あんた衆人環視の中で義姉である私に手を出したのよ。お義父様が厳罰を下すのは当たり前じゃない。そうでもしなきゃ、この家で増長するばかりだもの!」
華月には今、彼女と言い争う...
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