第51章
母親のことで碧井奏と気まずくなるのを避けるため、藍原華月は話題を変えた。
「なんでもないわ。暇な時にでも、自分でお義母さんに聞いてみなさいよ」
「それより、子供の写真を見せてくれるんでしょう? 早く見せて」
今の華月の頭の中は、碧井奏が三つ子の親だという事実で埋め尽くされていた。人は見かけによらないものだ。
普段、学校では女子生徒に見向きもしなかったくせに、とっくに想い人がいたどころか、子供まで設けていたなんて。
碧井奏はスマホを取り出し、写真を表示させた。
画面の中の三人の小さな子供たちを見て、華月は顔をほころばせた。
「うわぁ、可愛い……ぷにぷにしてる」
華月...
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