第52章 彼女を守るのは、当然だ

スマホの画面に映っているのは、涼宮寧音の個人SNSアカウントだった。

フォロワー数が、冗談みたいな速度で跳ね上がっている。すでに1,000万の大台を突破。

DM欄は完全にパンクしていて、未読「999+」の表示がやけに目立つ。

なかでも目を引いたのは、公式認証マークのついたブランドアカウントから届いた、何十件ものコラボ依頼だった。

「え、うそ……寧音、見て! 国際的な超高級ブランド『VERY』だよ! まさか、あなたに名義を並べてデザインしてほしいって……!」

「こっちも! 『PURPLE』! 国内最高峰のプレタブランドじゃん!」

「こんなの、デザイナーの最終到達点でしょ……!」千秋...

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