第133章 悠くんはまるで社長のよう

藤崎蓮は洗面所で手を洗うと、手伝う気はさらさらない様子で、悠くんを引っ張って隅へ行き、尋ねた。

「君は今夜、どこで寝るんだ?」

「あっちの部屋」藤崎蓮は主寝室を指差した。

藤崎蓮「中を見せてくれるか?」

「だめ!」高橋美桜は慌てて声を上げた。

藤崎蓮は冷ややかに言った。「俺は悠くんに話している。いつからお前が口を挟むようになった?」

少女の頬がカッと熱くなる。藤崎蓮はなんてひどい人なんだろう、と。

悠くんの部屋は、自分の部屋でもあるというのに!

高橋美桜は言った。「とにかく、入っちゃだめったらだめ」

悠くんも部屋にはママのプライベートなものがたくさんあることを思い出し、同じよう...

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