第200章 お前を片付けるのはもう十分だ!

高橋美桜は寝ると言ったらすぐに眠ってしまい、机に突っ伏して間もなく寝息を立て始めた。

藤崎蓮が会議室から戻ってきたときも、高橋美桜はまだ机に突っ伏して眠っていた。秘書室長はそれを見て気まずそうに、すぐさま言った。「すぐに高橋さんを起こします」

「いや、いい」藤崎蓮は彼の言葉を遮った。

秘書室長はひどく驚いた。

藤崎蓮は言う。「田中啓の仕事はしばらく君が引き継いでくれ。彼女は明後日、会社に戻る」

「承知いたしました、社長」秘書室長は下がっていった。

男はそのまま、高橋美桜の眠る横顔を見つめる。随分と気持ちよさそうに寝ているものだ、と心の中で思った。手には給与明細。彼女の今月の給料はか...

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