第225章 みんなが驚いた!

社内の誰もが高橋美桜を見るなり、思わず軽蔑の念を込めて鼻を鳴らした。彼女たちの目には、高橋美桜は恥知らずで廉恥心のかけらもない人間として映っていた。少しでも自覚があるなら、こんな厚かましい真似はしないだろうと。

秘書室長は、皆の言葉が少し言い過ぎだとは感じつつも、内心では高橋美桜が社内に留まることをひどく恐れていた。なにしろ、社長がもう間もなく会議室から出てくるのだ。許可なく勝手に社内に忍び込んだ彼女が、万が一社長の怒りを買えば、自分たち全員が巻き添えを食うことになる。

高橋美桜は何か言い返そうとしたが、その言葉を聞いて説明するのも馬鹿らしくなった。彼女が身を翻して立ち去ろうとした、その時...

ログインして続きを読む