第229章 お金がない、彼女は逃げる勇気がある?

「はい、悠太、これを食べなさい」高橋美桜は肉を一切れつまみ、悠太のその口を塞ごうとした。

しかし悠太はことさらに興奮していた。「ぼく食べない。ぼくの話が終わってからでも遅くないよ。もし蓮おじさんが本当にママにひどいことをしたなら、ぼくが絶対に責任を取らせる。それに、みんなに言いふらして、蓮おじさんが大悪党だってことを知らせてやるんだ」

高橋美桜は言葉を失った。

——なんてこと言うの、うちの子! それじゃあ、この母があの悪魔社長にヤられたってことを、世間中に知らせたいってことじゃない!

高橋美桜は、これ以上悠太に喋らせていたら、この小さな口からどれだけとんでもない言葉が飛び出すか分からな...

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