第237章 上層部があなたたちの結婚を許さない

高橋美桜は信じられない思いで、銀行口座の通知に並ぶ無数のゼロを数え、興奮のあまり言葉も出なかった!

「マミー、四億だよ! 神宮寺おじさんって、すっごいお金持ちだね!」悠くんも目を丸くし、あどけない舌ったらずな声に驚きが満ちていた。

「私、あの人とはまだ籍も入れてないのに、いきなりお金を振り込んでくるなんて……。私がこのお金を持って逃げるって、思わないのかしら?」と高橋美桜は言った。

「きっと心が広くて、気前がいい人に違いないよ」と悠くんは言う。

「同じお金持ちでも、どうしてこんなに差があるのかしら……」高橋美桜は思わず愚痴をこぼした。

藤崎蓮にされた仕打ちを思い出し、高橋美桜はまた心...

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