第13章 艶めかしいと新しい発見

鈴木清は笑みを浮かべた。俺のことを悪い男だと思っているようだが、それは彼女が好む種類の悪さらしい。彼女は俺にぴったりと寄り添い、その身体からはふわりと香りが漂ってくる。彼女自身の体から発せられる香りで、とても心地よい。

男のホルモンを容易く刺激する香りだ。

俺の股間はまたも硬くなり、気まずさから思わず両脚を固く閉じた。鈴木清に見られたくなかった。彼女に俺がろくでなしのクソ野郎だと思われたくなかったからだ。

しかし、彼女は気づいてしまった。相変わらず笑っていたが、そのうちに顔が赤く染まっていった。

「もしかして、辛い?」彼女は俺の耳元に顔を寄せ、優しく小声で尋ねてきた。

「いや、...

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