第32章 陰険な田中威

救助隊から依然として連絡がないことを除けば、俺たちの連携はますます息が合うようになってきた。田中威のあのクソ野郎も、俺に追い立てられて、大抵は真面目に働くようになった。すべてが良い方向に向かっているように思える。

俺と女たちとの関係も、ますます良好になっていた。ある夜、夢ちゃんが自ら進んで俺のモノを扱いてくれ、彼女の手の中で一度、発散させてくれた。

もう計画は立ててある。今夜、皆が寝静まった頃を見計らって、まずは夢ちゃんを我が物にする。彼女の身体を完全に手に入れ、俺の女にしてやるのだ。

待つのは俺の性分じゃない。自ら手に入れる。実際、ここ数日、この島の恐ろしい獣に再び遭遇するのを恐れてい...

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