第136章 みにくいアヒルの子が白鳥に!

三浦爺さんの声がマイクを通してパーティー会場の隅々まで響き渡り、居合わせた全員の顔に、抑えきれない衝撃が浮かんだ。

――三浦家だ。

四大名家には数えられていない。だが実力は、四大名家に引けを取らないと噂される三浦家。

その三浦爺さんに目をかけられるだなんて、市川希美はいったいどんな幸運を引き当てたというのか。

三浦家の人間ですら、言葉を失っていた。とりわけ、孫世代の連中は露骨だった。

最初、三浦爺さんが市川希美に目を留めたとき、彼らは勝手に「孫嫁候補だ」と決めつけた。だから裏では、こっそりと話し合っていたのだ。――格の違いを思い知らせ、分不相応な夢など見ないよう釘を刺してやろう、と...

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