第172章 番外4

局長が熱のこもった演説を終えると、集まっていた百人あまりをA・B・Cの三班に振り分けた。時間を無駄にしないため、各班は一日に一種目ずつ訓練する。

そして都合よく、矢野智たちが属するC班のその日のメニューは射撃だった。

警察基地には国内でも先進的といえる射撃施設があり、面々が射撃館へ足を踏み入れた瞬間、靴底がゴム床を擦る「キュッ、キュッ」という音が、だだっ広い館内に反響した。

小原雪美は深緑の教官服に身を包み、先頭に立つ。短い自己紹介を済ませると、そのまま訓練に入った。

まずは射撃の基礎知識を丁寧に説明する。――さあ、これから銃を触って班分け訓練だろう。誰もがそう思ったところで、まさか...

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