第144章 鞭を挟み込んだ!

翼を広げた雄鷲。

彼女が旗をそっと揺らすと、紫の光が旗面をすっと走った。

その旗を見たモーガンは、顔色を変えて目を細め、怒気を含んだ声で詰め寄る。

「どうして学院旗があんたの手にあるの? それはグリフィン学院長だけが持てるものよ!」

「先生が浅倉彩実に託したに決まってるだろ!」

ピートが胸を張り、誇らしげに言い切った。

「ジェニー先生は亡くなる前に、グリフィン学院の旗と遺品の全部を浅倉彩実に渡したんだ」

「規則に従えば、浅倉彩実が次のグリフィン学院長だ!」

「スターリングの学院長が、なんでグリフィンの内政に口出しする?」

「認めない!」

モーガンが金切り声を上げ、手の鞭を地面へ...

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