第171章 黒魔会からの手紙

浅倉彩実は言葉を継いだ。

「水晶玉は嘘をつかない。あの人のお腹の子……気配が薄すぎる。満月までは持たないわ。――ところで、星野家は最近どう? 星野卓志と星野蘭は?」

星野家の名が出た瞬間、青木優美の声音が露骨に冷める。

「どうもこうもないでしょ。ひとりが成り上がったら、周りまでついてくるってやつ」

「星野奈菜は青木家に嫁いでから、青木陸斗を上手く転がしてお金を引っぱってる。星野家の借金も、それで全部返したって話よ」

「星野卓志は病院で牽引の治療中。目は覚ましたらしい。食べて飲めてるけど、まだベッドから降りられない」

「星野蘭は……やったことが重い。雇い殺しだし。でも証拠が弱いのと...

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