第196章 お前の袋の中にはゴミしかない

佐藤警部はチョークで地図のグラウンド一帯を指し、腹の底まで響く声で言った。

「我々のチームは学校に入ってから、グラウンド全域と、15年前当時のまま残っている建物を中心に、徹底的なローラー作戦を実施しました」

佐藤警部は煙草をひと吸いし、続ける。

「来る前に校長から聞いています。みいちゃんが行方不明になった直後、学校は大規模な改修をやっている」

「グラウンドの地面、校舎の一部の壁、地下配管など……皆さん覚えていますね?」

わざと間を置き、視線を室内の面々とカメラへ滑らせる。全員が固唾をのんで見守っているのを確認してから、佐藤警部は言葉を継いだ。

「その重要情報を踏まえ、合理的な仮説...

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