第156章 連座!冤罪!

西園寺秋穂の言葉が終わるや否や、奥から背の高い男が姿を現した。

 桜井雨音は、思わず固まる。

 西園寺秋穂が言う。

「紹介しよう。真田先生の一番弟子、柊時宗くんだ」

 男は薄く笑い、桜井雨音に向かって手を差し出した。

「後輩、はじめまして」

「……あなたが、真田先生の学生?」

 桜井雨音が思わず口をつぐむと、柊時宗は肩をすくめる。

「どうした? そう見えない?」

「……見えなくは、ないけど」

 西園寺秋穂が二人を見比べた。

「知り合いなのかい?」

 柊時宗はうなずく。

「はい。知ってます」

 ――しかも、ずいぶん前から。

「それは都合がいい。回り回って結局、知り...

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