第185章 両家の親同士の集まり

「……で。あなたは、いったいどんな誠意が欲しいわけ?」

 菅原玉恵が、歯ぎしりするように吐き捨てる。

 彼女が怒れば怒るほど、瀬戸利加の胸の内は晴れやかになっていった。

「早く金額を決めて、さっさと片づけたいのは分かるわよ。けどね、私たち、皇都に来てもう半月近いの。泊まってるのは病院の個室、寝てるのは付き添い用の簡易ベッド。腰は痛いし、足はつるし、毎日ボロボロ! そのうえ、この前はあなたの家の運転手が目もついてないせいでびっくりさせられてさ。身体も心も、でっかいダメージ受けたのよ? ちゃんと回復しないと、話し合いどころじゃないわ……」

「回りくどいのはいいから。結局、何が欲しいの!」...

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