第149章 同じ穴の狢

「これ以上しつこくするなら、警察呼びます! セクハラで訴えますから!」

立花柊は羞恥と怒りで声が震えた。

「何が清楚ぶってんだよ」

太田社長が鼻で笑い、吐き捨てる。

「金を借りに来るってことは、金がなくて体でも売りに来たんだろ? 金も欲しい、純情ぶりたい。そういう女、腐るほど見てきたわ」

下品な罵声が店内に響き渡り、客たちの視線が一斉に集まった。

立花柊の頬が熱くなる。これ以上、見世物みたいにされるのは耐えられない。今すぐここから離れたい。

「……頭おかしい」

立花柊は関わる気もなく、踵を返した。

だが太田社長は引かなかった。ぐいっと一歩詰め、腕を伸ばして進路を塞ぐ。

「...

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