第46章 新しい仕事の面接

立花柊が、まさか立花グループの面接に来ている……?

立花楓は思わず視線を止め、もう一度だけ確かめた。見間違いではない。少し離れた場所で誰かと話しているあの女は、間違いなく立花柊だった。

だが、いつまでも見ているわけにはいかない。

彼はすぐに目を逸らし、瀬戸北斗のあとを追って足早に歩き出す。

店に入る前、立花楓は瀬戸北斗のそばへ寄り、声をひそめた。

「瀬戸社長、先ほど面接会場のほうで立花秘書をお見かけしました。あちらの面接を受けに来ているようです」

それを聞いた瞬間、瀬戸北斗の目がすっと冷えた。

履歴書を出すのは、ずいぶん早かったらしい。どうやら本気で戻る気はないようだ。

瀬戸...

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