第127章 あなたは、なぜ紗雪ちゃんをいらなかったのですか

鈴はぱっと目を輝かせ、すぐに尋ねた。「いいの?」

風間朔也は頷き、言った。「もちろん。俺の乗馬技術は悪くない。大人を乗せても問題ないんだから、君みたいに小さい子ならなおさらだ」

それを聞いて鈴の機嫌は一気に直り、目をキラキラさせながら彼を見つめて言った。「じゃあおじさん、約束だよ!」

風間朔也は彼女に微笑みかける。「心配するな。俺は一度言ったことは必ず守る。これで機嫌は直ったか?」

鈴は鼻をすんとすすり、涙を拭う。「まあまあかな。でも、今ここでアイスクリームが食べられたら、もっと嬉しくなる!」

風間朔也はもちろん、子供のそんなささやかな下心はお見通しだった。

これがもし陸斗だった...

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