第166章 かっこよくて美しい、風間社長はとても好き

風間律の叱責に、浅見香奈はぐうの音も出ず、顔に浮かべていた上辺だけの愛想笑いも、もはや保てなくなりかけていた。

まさか、風間律がここまで浅見紗雪を庇うなんて!

しかも義姉さんだと!

あの女は、とっくに風間家から捨てられた存在だというのに!

それなのに、あんなに親しげに呼ぶなんて!

浅見香奈は腹が立ってたまらず、乾いた笑いを浮かべて反論した。「そんなに大袈裟なことないでしょう、陸斗はもう良さそうに見えるし……」

「見える、だと? だから言ったんだ。あんたの陸斗への気遣いは偽物だってな! 本当にあの子を可愛がっているなら、絶対にそんなことは言えないはずだ!」

風間律は冷笑を浴びせた...

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