第241章 入れないで

朔也も答えたかったが、紗雪はもう聞きたくなかった。

彼女はそのままぴしゃりとドアを閉め、追いかける隙も与えなかった。

「どうしてそんなにすぐ怒るかな」

朔也はぽつりと呟いた。

とはいえ、今夜無事に顔を見ることができ、存在をアピールできたことにはなる。

だから彼は満足してその場を去った!

翌日、第二段階の研究開発が無事に終了したため、紗雪はデータを整理する必要があり、研究所には行かず、家でパソコンを抱えて仕事をしていた。

階下に降りると、ちょうど瞬が日常のライブ配信をしているところだった。

コメント欄では、ファンたちがバラエティ番組で羽が香奈の影響をうけ降板させられ、番組側が新...

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