第261章 関係を公式発表

宴会場の中央では、朔也の登場により、彼が瞬く間に注目の的となった。

現在の風間グループは朔也が実権を握っている。そのため、普段は朔也と誼を結ぶのが難しい財閥の権力者たちも、この機会を逃すまいと次々に挨拶にやって来た。

その中には抜け目がなく、風間グループと関係の良好な者も少なからずいた。彼らは風間のおばあ様の方から探りを入れる。

「おばあ様、先ほど風間社長の隣にいらっしゃった女性、社長とはずいぶん親しいご関係のようにお見受けしましたが」

おばあ様は微笑み、特に隠すこともなくはっきりと告げた。

「ええ、親しいですよ。あの子は私の曾孫の母親ですから」

その言葉に、周りの招待客たちは驚...

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