第319章 与えられた愛、たくさんたくさん

翌日、紗雪の誕生日がやってきた。

パーティーの会場は、外部ではなく榊原家の屋敷で執り行われることになった。

早くも半月前から、榊原家は続々と無数の招待状を発送していた。

夕暮れ時になると、様々な高級車が沢山集まってくる。

T市だけでなく、国内の有名な名家や貴族たちも榊原家からの招待を受け、駆けつけていた。

榊原家がこの一人娘をどれほど大切にしているか、想像に難くない。

来賓が入場する際、清伊と沢は全ての仕事を後回しにし、自ら客人を迎えた。

この日、瞬もわざわざ撮影現場から休みを取り、妹の誕生日パーティーに参加するため実家に戻り、階下で客人の応対を手伝っていた。

紗雪本人はとい...

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