第343章 呆然

榊原の三男は、先ほど司が手を上げた時から、呆然としていた。

彰人までもが引きずり出されていくのを見て、この若造が自分まで追い出そうとしていることに、思わず激怒した。「司、貴様、ますます傍若無人になってきたな!」

司は眼鏡を押し上げ、彼の怒りなど全く意に介さず、平然と言った。「ただ、あなたが株主総会にまともに参加する気がないのなら、出て行かれた方がよろしいかと思っただけです」

「どうせ、あなたが一人増えようが減ろうが、何の問題もありません」

「あなたは年老いて目も霞み、頭も働かず、会議の内容も覚えられないでしょう。あなたのアシスタントはもう見限ったようですし、ここにはあなたの腰巾着が大...

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