第355章 お前にふさわしいか?

智也の良い知らせのおかげで、榊原家の面々の気分はだいぶ晴れていた。

夜、自室に戻って休む際、朔也は紗雪に電話をかけた。

「胃の調子はどう? まだ気持ち悪い? もし辛かったら、ちゃんと薬を飲むんだよ」

その時、紗雪は特に不調を感じてはいなかったが、それでも素直に頷いた。「分かってるわ。自分で気をつけるから。子供たちはもう寝たの?」

朔也の優しい声が電話の向こうから聞こえてくる。「うん、さっき寝たところだ」

「そう、よかった」

彼女は朔也と二、三言他のことを話したが、結局、家族がセキュリティシステムに非常に満足していることは伝えなかった。

電話を切った後、紗雪は身支度を整えに行った...

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