第357章 君も結婚の話で来たの?

朔也は頷き、階段の下にいる者たちに目をやった。

その頃には、警察がすでに智らを包囲していた。

別の一隊は、榊原家の護衛たちの怪我の具合を調べている。

隊を率いる警官が榊原家の面々の前にやってきて、にこやかに挨拶した。「榊原会長、榊原奥様」

続いて司に視線を移し、「司様」

司は頷き、相手に言った。「警官の方、この者たちは我々榊原家に不法侵入し、家族を人質に取って脅迫した上、手を出し人を傷つけました。連行した後、法に基づき処分してください」

警官は真面目な表情で厳粛に言った。「承知しました。本件は然るべく処理いたします」

智は彼らの会話を聞いて、心がずしりと沈んだ。

警察署に連行...

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