第359章 代償を払う

その話が終わった頃には、時刻はすでに深夜十二時近くになっていた。

朔也は潮時だと判断し、榊原家に長居することはなかった。

彼はゆったりと立ち上がり、榊原家一同に別れを告げた。「今夜は、伯父様も伯母様もさぞ驚かれたことでしょう。ひとまず早めにお休みになられてはいかがでしょうか。榊原家の件は一段落し、危機は一時的に去りました。明日、時間を見つけて陸斗と鈴を送り届けます。あの子たちも皆さんに会いたがっていますし、皆さんもきっとあの子たちに会いたいでしょうから」

榊原家の人々がこの提案に異を唱えるはずもなく、司は丁重に言った。「それでは、風間社長にお手数をおかけします」

朔也は頷き、続けて言...

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