第362章 復縁するの?

産婦人科のオフィスから出てきたとき、紗雪は終始黙っており、アナはそれを見てとても心配になった。

「お嬢様、大丈夫ですか?」

アナが恐る恐る尋ねる。

紗雪は彼女の心配そうな顔を見て、口の端を引きつらせて首を横に振った。「私は平気よ。ただ気持ちが少し複雑なだけ。でも、このことはどう解決するか、ちゃんと考えるから」

「それならよかったです」

アナは彼女の様子に本当に問題がないのを見て、わずかに安堵のため息をつき、続けて慰めの言葉をかけた。

「何か嫌なことや、思い悩むことがあったら、何でも私に話してくださいね。絶対に誰にも言いませんから!」

「うん、ありがとう、アナ」

紗雪は手を上げ...

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