第363章 アシストする

沢はこれまでの検査に立ち会っていなかったため、紗雪が傍らで、彼にいくつかのデータ状況を説明した。

颯真も隣で手伝っている。

沢は説明を聞き終えると頷き、智也が確かに快方に向かっていることを確認した。

彼は清伊にも状況を伝え、彼女の心配を和らげる。

清伊は医療技術に長けているわけではないが、娘と夫が共に長男の状態は良好だと言うのを聞いて、一層安心したようだった。

「智也の治療は、いつから始めるの?」

清伊が紗雪に尋ねた。

紗雪は答える。「お母さん、まだはっきりとは。これから相談して決めます」

清伊は頷き、続けて言った。「じゃあ、私はここで智也に付き添っているわ。あなたたちは先に...

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