第391章 ついに君は俺のものになった!

紗雪は頷き、朔也の手を引いて二階へと上がっていった。

二人は彼女の部屋へと向かう。

朔也は彼女の後ろについていき、部屋に入ってドアが閉められると、ようやく彼女を見て口を開いた。

「何の話だ?」

紗雪は複雑な眼差しで彼を見つめ、口を開いた。

「あの契約書を撤回してほしいの。子供たちにあげた分は何も言わないけど、私への分は必要ないわ。それに、父の言った通りよ。このことが外部に漏れたら、風間家は本当に凋落してしまうかもしれない」

「あなたが私をどれだけ大切に思っているか、証明したいのはわかる。でも、そんな手段で証明してもらう必要はないの」

朔也の張り詰めていた心が、ふっと緩んだ。

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