第418章 愛の言葉はすべてあなたに

朔也の慰めに、紗雪の心はいくらか落ち着きを取り戻した。

彼女は男の体に頭をもたせかけ、低い声で言った。「前は、他人を治療するときはいつも自分の能力に絶対の自信があった。毎回必ず成功すると確信していたのに、いざ身内となると、途端に自信がなくなっちゃうの」

朔也はその気持ちを理解し、彼女をぎゅっと抱きしめ、その髪のてっぺんにそっと口づけを落とした。

「それはきっと『関心測乱』ってやつだろう。それに、もう一つある。君が他の人を治療するときは、専門分野も能力も合致している。だけど、智也さんの治療はそうじゃない。だから不安に感じるんだ。君は、東雲さんのチームを信じてみてはどうだろう。彼らはこのM...

ログインして続きを読む