第43章 スカートが破れた

紗雪は真剣な表情になり、隠し立てなどできようもなく、すぐさま早口で事の経緯を説明した。

紗雪はそれを聞き終えると、心境は言いようもなく複雑だった。

まさか、こんなことになるなんて!

自分がよりにもよって、鈴を陸斗のいる学校に通わせてしまうとは。

なんてたちの悪い偶然!

家で顔を合わせるのを避けられないのに、ここに来てまで避けられないなんて!!!

とはいえ、内心の動揺は動揺として、紗雪は表面上はできるだけ冷静を保とうとした。

いずれにせよ、鈴が先手を打ってうまくごまかしてくれたのだから、自分が足を引っ張るわけにはいかない。

そこで、紗雪は顔を上げ、朔也を見つめると、できる限り平...

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